ThreeTraderは法人口座を提供しており、個人と全く同じ環境でトレードが可能です。法人口座を開設すると、法人の資金と個人の資金を明確に分離でき、税務上のメリットや経費計上の柔軟性が向上します。また、取引スタイルに応じて2種類の口座を選択可能で、最大5つまでの追加口座を開設できるため複数の取引戦略を同時に運用できます。この記事では、ThreeTraderの法人口座について詳しく解説します。
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ThreeTraderは法人口座を開設できる!取引条件とスペックについて
ThreeTraderの法人口座は、個人口座と同じく 「Rawゼロ口座」と「Pureスプレッド口座」 の2種類をご利用いただけます。最大レバレッジ1,000倍・ゼロカット採用など、魅力的なスペックはそのまま個人と全く同じ環境でトレードが可能。違いは 「税制上の扱い」 と 「口座開設時の手続き」 で、法人証明の書類提出が必要になる点がポイントです。
ThreeTraderの法人口座は2種類から選択可能
項目 | Rawゼロ口座 | Pureスプレッド口座 |
---|---|---|
取引方式 | ECN方式 | ECN方式 |
口座開設ボーナス | あり | あり |
入金ボーナス | なしあり | あり |
ポイントプログラム | あり | あり |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
スプレッド | 0.0pips~変動 | 0.5pips~変動 |
取引手数料 | 4ドル/ロット | なし |
1ロット単位 | 10万通貨 | 10万通貨 |
最小取引ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大取引ロット | 80ロット | 80ロット |
初回最低入金額 | 10万円 | 1万円 |
ゼロカット採用 | あり | あり |
取引プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
Rawゼロ口座とPureスプレッド口座の違い
- Rawゼロ口座はスプレッドが最狭だが、1ロットあたり4ドルの手数料が発生
- Pureスプレッド口座は手数料無料だが、スプレッドがRawゼロ口座よりやや広め
- 最低入金額がRawゼロ口座は10万円、Pureスプレッド口座は1万円
取引コストを重視する方は、Rawゼロ口座がおすすめ。手数料はかかるものの、スプレッドが非常に狭く設定されているため、取引回数が多いトレーダーほどトータルコストを抑えられます。一方で、初心者や少額取引をしたい方は、手数料無料のPureスプレッド口座がおすすめです。
法人口座と個人口座の違いは「税制上の扱い」と「口座開設時の手続き」のみ
ThreeTraderの法人口座と個人口座の取引条件やルールは全く同じであり、違いは 「税制上の扱い」 と 「口座開設時の手続き」 です。つまり、取引スペックやレバレッジ・スプレッド・プラットフォームなどは個人口座と変わらず、法人化しているかどうかが唯一の違いとなります。
【事前準備】ThreeTraderの法人口座開設に必要な書類
法人口座の必要書類一覧
書類名 | 説明 |
---|---|
登記簿謄本(法人登記証明書) | 会社の正式な登録情報を証明する書類 |
役員全員の身分証明書住所証明 | 身分証明書:パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど 住所証明:公共料金の請求書、銀行明細(発行3ヶ月以内) |
「20%以上の株式保有者」 または「出資者」の身分証明書 | 身分証明書:パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど |
「20%以上の株式保有者」 または「出資者」の身分証明書との自撮り写真 | 「20%以上の株式保有者」または「出資者」が身分証を持って撮影した写真 |
身分証明書との自撮り写真 | 代表者が身分証を持って撮影した写真 |
法人の銀行明細 | 法人名義の銀行口座の取引明細、または通帳の表紙+1ページ目 |
株主名簿 | 会社の所有者や出資割合を示す書類 |
注意点
- すべての書類は 最新のもの(発行3ヶ月以内)を提出する
- 書類は スキャンまたは鮮明な写真で提出
- 書類の内容が不明瞭な場合、追加の情報を求められる場合あり
ThreeTraderの法人口座を開設には、 7種類の書類提出が必要です。審査をスムーズに進めるために、事前に必要書類の準備をしておきましょう。
ThreeTraderの法人口座の開設方法・手順
- STEP1:口座開設ページから個人情報を入力する
ThreeTrader口座開設ページで、個人情報を入力します - STEP2:生年月日と住所を入力する
住所・生年月日を入力します(提出する身分証明書と同一の情報) - STEP3:プラットフォームとレバレッジを選択する
MT4/MT5・レバレッジを選択しましょう - STEP4:身分証明書をアップロードする
運転免許証・マイナンバーカード・パスワードのいずれか1点を提出します - STEP5:サポートへ法人口座開設依頼のメールを送る
必要書類を添付したメールをサポートへ送る
ThreeTraderの口座開設は5分で完了。パソコン/スマホからも手続き可能で、最短当日から取引できます。
STEP1:口座開設ページから個人情報を入力する
まずはThreeTraderの口座開設ページにアクセスし、個人情報を入力します。

①名/姓 | 名/姓をローマ字で入力 (例:Taro Yamada) |
②メールアドレス | メールアドレスを入力 (例:[email protected]) |
③居住国 | 居住国を選択 (例:Japan) |
④電話番号 | 最初の0を除く電話番号を入力 (例:8012345678) |
⑤マイページ用のパスワード | 大文字、小文字、数字、記号を含むパスワードを設定 (例:Taro1225!) |
STEP2:生年月日と住所を入力する

⑥生年月日 | 生年月日を選択 (例:1994-12-25) |
⑦住所 | 住所を入力 (例:愛知県名古屋市中村区1-1) |
⑧郵便番号 | 郵便番号を入力 (例:1234567) |
次に、生年月日と住所を入力します。都道府県と市町村は選択式で、以降は日本語で記入します。最後に提出する身分証明書と同一の住所を記載しましょう。入力を間違えると、審査が完了しない可能性があります。必ず確認してから先に進みましょう。
STEP3:プラットフォームとレバレッジを選択する

⑨取引プラットフォーム | プラットフォームを選択 (例:MT5) |
⑩最大レバレッジ | レバレッジを選択 (例:1:500) |
⑪取引用パスワード | 大文字、小文字、数字、記号を含むパスワードを設定 (例:Taro1225!) |
MT4かMT5にするかで迷ったら取引速度が速いMT5がおすすめ。カスタムインジケータやEAを利用する方はMT4にしましょう。
STEP4:身分証明書をアップロードして口座開設完了

最後に、身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード・パスワードのいずれか1点)を提出します。裏面も提出する場合は、もう一度「アップロード」ボタンをタップして提出します。身分証明書に現住所が印字されてない場合は住所証明書も提出が必要です。書類アップロード後に審査が開始し、承認されると完了メールが届きます。早ければ当日中に取引ができます。

口座開設について詳しくはThreeTraderの口座解説方法【図解付き】をご確認ください。
STEP5:公式サポートへ法人口座開設の依頼メールを送る
口座開設が完了したら、当社 ThreeTraderのメール問い合わせ([email protected])へ必要事項・必要書類を記載したメールを送って申し込みを行います。連絡後、通常1〜3営業日で審査が完了します。

メールの記載例:コピペして使ってOK
件名: 法人口座開設の申し込み
本文:
ThreeTraderサポートチーム様
お世話になっております。
この度、法人口座の開設を希望 しております。
ライブ口座の登録が完了しておりますので、手続きを進めていただけますでしょうか。
法人名(英語表記): ABC Co., Ltd.(株式会社ABC) / ABC LLC(合同会社ABC)
役員氏名(ローマ字表記): Taro Yamada(役員全員分を記載)
法人のメールアドレス
また、必要書類を添付しておりますので、ご確認をお願いいたします。
ご対応のほど、よろしくお願いいたします。
法人口座の必要書類一覧
書類名 | 説明 |
---|---|
登記簿謄本(法人登記証明書) | 会社の正式な登録情報を証明する書類 |
役員全員の身分証明書住所証明 | 身分証明書:パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど 住所証明:公共料金の請求書、銀行明細(発行3ヶ月以内) |
「20%以上の株式保有者」または「出資者」の身分証明書 | 身分証明書:パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど |
「20%以上の株式保有者」または「出資者」の身分証明書との自撮り写真 | 「20%以上の株式保有者」または「出資者」が身分証を持って撮影した写真 |
身分証明書との自撮り写真 | 代表者が身分証を持って撮影した写真 |
法人の銀行明細 | 法人名義の銀行口座の取引明細、または通帳の表紙+1ページ目 |
株主名簿 | 会社の所有者や出資割合を示す書類 |
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ThreeTraderの法人口座の注意点

ThreeTraderでは個人口座を法人口座に変更できません。また、法人口座開設には法人名義の銀行口座が必須で、出金も法人口座のみといった少しややこしいルールがあるので、詳しく解説します。
個人口座を法人口座として利用できない
すでに開設済みの個人口座を法人口座に切り替えることはできません。法人口座を利用する場合は、 新規で法人口座を開設する必要があります。
注意点
- 既存の個人口座で入金・取引を行っていても、法人口座への変更は不可
- 法人名義で新たに口座を開設し、個人口座とは別の管理が必要
口座タイプは開設後に変更不可
法人口座は、個人口座と同じく「Rawゼロ口座」と「Pureスプレッド口座」の2種類から選択できますが、 一度開設した口座のタイプを変更できません。しかし、追加口座が最大5つまで開設できるので、両方の口座を試せます。
ThreeTraderで複数の取引口座を持つことはできますか?
はい、ThreeTraderでは、お客様が異なる戦略を追求するために複数の取引口座を持つことが可能です。最大5つまでの追加口座を開設でき、お客様ページより申請いただけます。
引用元:ThreeTrader公式サイト
法人名義の銀行口座が必須
法人口座を開設するには、法人名義の銀行口座を事前に開設しておく必要があります。法人用の銀行口座を持っていない場合は、事前に金融機関で開設手続きを行っておきましょう。
注意点
- 会社名義の銀行口座がないと、ThreeTraderの法人口座は開設できない
- 出金時は法人銀行口座にしか送金できない(個人口座への送金は不可)
- 一部の海外銀行口座では審査が厳しくなる場合がある
ThreeTraderの法人口座を利用するメリット
法人口座は最大10年間の損失繰越ができたり、個人よりも経費で認めらる項目が多くなるので、税制面で優遇されやすくなります。
【年間利益1,000万円以上なら】税金を抑えられる可能性あり
法人口座と個人口座の税率比較(目安)
所得 | 法人口座(法人税+地方法人税など) | 個人口座(所得税率+住民税) |
---|---|---|
195万円以下 | 約30% | 15% |
330万円以下 | 約30% | 20% |
695万円以下 | 約30% | 30% |
800万円以下 | 約30% | 33% |
900万円以下 | 約37% | 33% |
1,800万円以下 | 約37% | 43% |
4,000万円以下 | 約37% | 50% |
4,000万円超 | 約37% | 55% |
法人化の目安は?
- 年間利益が1,000万円以上なら、法人口座を活用することで節税効果が期待できる
- 税負担を抑えつつ、利益を再投資できるため、資産形成がしやすくなる
ThreeTraderの法人口座を利用する最大のメリットは、節税効果が期待できることです。個人口座の場合、FX取引の利益は総合課税で計算され、所得税率が 最大55%(住民税含む)まで上がる可能性があります。一方、法人口座の場合は法人税や地方法人税が適用され、最大でも約37%に抑えられるため、一定の利益を超えると法人化の方が有利になります。個人口座と法人口座の税率の違いを活用することで、長期的に資産を増やせる可能性があります。
「損益通算」と「繰越控除(最大10年)」が可能
法人口座を利用すると 他の事業の損益と通算できるほか、最大10年間の損失繰越が可能 になります。法人口座では、FXの利益と他の事業(物販・不動産投資・コンサルティングなど)の損益を通算できるため、税負担を軽減できます。さらに、個人口座では損失の繰越ができないのに対し、法人口座なら最大10年間の損失繰越が可能です。これにより、一時的な損失が出た場合でも、将来の利益と相殺しながら税負担をコントロールできる可能性があります。
例えば…
- 2025年に100万円の損失
- 2026年に100万円の利益
上記の場合、2025年の損失を繰り越し、2026年の利益と相殺することで 税金をゼロにできます。個人口座では損失があっても翌年の利益と相殺できず、税金を支払う必要があるため、法人口座の方が税務面で圧倒的に有利です。
取引関連の費用を経費計上できる
経費項目 | 内容 |
---|---|
取引用のパソコン・モニター | FX取引専用の設備費 |
取引ソフト・VPS(仮想専用サーバー) | 自動売買(EA)用のシステム費用 |
セミナー・書籍代 | FXに関する教育費 |
自宅の家賃・光熱費の一部 | 事務所として利用する場合 |
交通費・宿泊費 | セミナーや業務関連の出張費 |
法人名義の生命保険 | 退職金対策として活用可能 |
法人口座では、FX取引に関する多くの支出を経費として計上できる可能性があります。個人口座の場合、経費として認められる項目は少ないですが、法人口座なら上表のような費用を経費にできる場合も。経費を活用して課税所得を減らし、法人税の負担を抑えられるため、より多くの利益を手元に残せます。詳しくは税理士など専門家に相談することを強く推奨します。
ThreeTraderは低コストで取引環境が優秀
口座タイプごとの取引コスト
項目 | Rawゼロ口座 | Pureスプレッド口座 |
---|---|---|
平均スプレッド(USD/JPY) | 0pips | 0.5pips |
平均スプレッド(EUR/JPY) | 0pips | 0.5pips |
取引手数料 | 片道2ドル(200円)/ロット | 無料 |
ThreeTraderの法人口座は、業界トップクラスの取引コストの安さが大きな魅力。低スプレッド・低コストで取引できるため、スキャルピングやデイトレードをするトレーダーにも最適です。Rawゼロ口座は 手数料ありですが、スプレッドが最狭でPureスプレッド口座は手数料無料でコスト管理しやすいです。
ThreeTraderは取引に制限がない
取引制限 | ThreeTrader(法人口座) |
---|---|
スキャルピング | 制限なし |
自動売買(EA) | 制限なし |
ヘッジング取引 | 可能 |
ThreeTraderでは、法人口座でもEA(自動売買)やスキャルピングが可能です。最低ポジション保有時間や取引回数の制限がなく、自由に取引戦略を実行できるため、テクニカルトレーダーやシステムトレーダーにとっても理想的な環境が整っています。
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ThreeTraderの法人口座を利用するデメリット
ThreeTrader限定で法人口座を開設するデメリットはありません。ここでは一般的な法人口座を開設するデメリットを紹介します。
法人設立・税理士費用がかかる
法人設立費用の目安
法人の種類 | 設立費用 |
---|---|
合同会社(LLC) | 10~20万円 |
株式会社(Inc. / Ltd.) | 20~30万円 |
税理士費用の目安
項目 | 費用 |
---|---|
月額顧問料 | 1~5万円 |
決算費用 | 10万円~ |
法人口座を開設するためには、 法人を設立する必要があるため、設立費用がかかることが最大のハードルの一つです。また、法人を維持するためには、毎年の税理士費用も発生します。最低でも年間30万円の税理士費用がかかるため、法人化することでかえってコストが増える可能性がある点に注意しましょう。
赤字でも法人住民税の支払いが必要
法人住民税の最低金額
資本金 | 法人住民税の最低支払い金額 |
---|---|
1,000万円未満 | 年間7万円 |
1,000万円以上 | 年間18万円 |
法人の場合、 利益が出ていなくても最低限の税金(法人住民税)を支払う義務があるため、赤字でも一定のコストがかかります。個人口座なら利益が出なければ税金は発生しませんが、法人口座では損失を出しても税金の支払い義務があるため、安定して利益を出せるようになってから法人化するのが無難です。
自由にお金を引き出せない(個人利用が制限される)
個人利用する方法
- 役員報酬として受け取る
- 配当として受け取る
- 経費として計上する
法人口座で得た利益は法人名義の資産となるため、個人の好きなタイミングで自由にお金を引き出すことはできません。さらに、 役員報酬は年度の途中で変更できないため、FXの利益が不安定な場合、設定を誤ると会社の資金繰りが悪化する可能性 があります。
含み益にも税金がかかる
個人口座と法人口座の税金の違い
項目 | 個人口座 | 法人口座 |
---|---|---|
確定した利益に課税 | 〇 | 〇 |
含み益に課税 | ×(確定しない限り課税なし) | 〇(含み益も対象) |
含み損の計上 | × | 〇 |
法人口座では、 含み益(確定していない利益)にも課税されるため、税金の調整がしにくくなります。個人口座の場合、含み益のまま翌年に持ち越すことで、税金を先延ばしにすることが可能ですが、法人口座では含み益の段階で課税対象なので、税金のコントロールが難しくなります。
ThreeTraderの法人口座に関するよくある質問
【まとめ】法人口座を開設するなら取引環境の良いThreeTraderがおすすめ
ThreeTraderの法人口座を活用すれば資金管理の効率化や税務上の優遇措置を受けられます。安定して毎年利益が出ている(1,000万円程度)トレーダーにはおすすめです。狭いスプレッドや高い約定力などハイスペックな環境で法人化しましょう。ただし、税に関する判断は税理士など専門家に相談することを強く推奨します。
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ThreeTraderでは仮想資金で取引体験できるThreeTraderのデモ口座も提供されています。不安な方は本番取引に入る前に、まずデモで使い勝手を試しておくのも良いでしょう。