海外FXのXMTradingでは、月曜朝から土曜朝まで、平日ほぼ24時間取引が可能です。ただし、サマータイムや銘柄ごとの市場時間によって、取引できる時間帯が変わるので注意が必要です。この記事では、夏時間・冬時間の切り替えルールや、FX・株価指数・コモディティ・仮想通貨などの銘柄ごとの取引時間を日本時間でわかりやすく解説。取引前に知っておきたいポイントをまとめました。
【最初に知っておこう】XMTradingの取引時間のルール
海外FX業者のXMTrading(エックスエム)ではThreeTraderと同様に、取引可能な時間帯が季節や取引銘柄によって変化します。基本的には月曜日早朝から土曜日早朝までの平日ほぼ24時間、世界中の市場の取引時間に合わせて取引できます。ただし以下の点に注意が必要です。
- 夏時間(サマータイム)と冬時間では取引時間が変わる
- 夏時間と冬時間の切り替え時期は3月と11月
- 取引時間は銘柄によって異なる
- XMのMT4/MT5の時間表示は日本時間と異なる
夏時間(サマータイム)と冬時間では取引時間が変わる
夏時間(3月~10月) | 冬時間(11月~2月) |
---|---|
月曜日6:05~土曜日5:50 | 月曜日7:05~土曜日6:50 |
XMTradingは夏時間(サマータイム)と冬時間(標準時間)でサーバー時間を切り替えており、取引開始・終了の時刻が日本時間で1時間ずつずれます。夏時間は取引可能時間が早まり、冬時間は1時間遅くなります。日本ではサマータイムが無いため馴染みが薄いですが、海外では春から秋にかけて時計を1時間進め(夏時間)、秋から冬に戻す制度があります。平日の取引できる時間は原則同じ長さですが、開始と終了の時間が季節によって変わので注意しましょう。FXなどの基本的な取引時間帯は上記の通りです。
なお、後述するように銘柄別の具体的な取引時間も夏冬で1時間ずつずれます。サマータイム実施中か否かで取引時間表記が変わるため、公式発表や取引ツール上の表示時間で必ず確認するようにしてください。
夏時間と冬時間の切り替え時期は3月と11月
冬→夏の切り替え | 夏→冬の切り替え |
---|---|
3月の第1週目の日曜日 | 11月の第1週目の日曜日 |
XMTradingにおける夏時間と冬時間の切替は、世界的なサマータイムの実施期間に合わせて行われます。毎年3月頃と10~11月頃に時間の切り替えがあり、具体的には「毎年3月の第2日曜日」に夏時間へ移行し、「11月の第1日曜日」に冬時間へ戻るのが基本です。毎年正確な日程は異なるため、切替直前にはXMから公式にアナウンスが行われます。サマータイム切替時は取引時間が急に変わるので、特に切替週はいつもより開始・終了が早まったり遅れたりしていないか注意しましょう。
取引時間は銘柄によって異なる
取引できる時間帯は金融商品の種類や銘柄によって異なります。FXの主要通貨ペアは平日ほぼ24時間取引できますが、株価指数や貴金属、エネルギー(原油など)、株式、コモディティ(商品先物)、仮想通貨CFDといった銘柄は各市場の営業時間に準じて取引できる時間帯が決まっています。例えば貴金属や原油は毎日1時間程度の休止時間(クローズ時間)が設けられており、株価指数や株式はそれぞれの証券取引所の営業時間に沿って取引時間に制限があります。このように銘柄ごとに取引可能時間帯が異なる点を理解しておきましょう。
XMのMT4/MT5の時間表示は日本時間と異なる
XMTradingの取引プラットフォームであるMT4/MT5上に表示される時刻は日本時間(JST)ではなく、XMのサーバーが設定されている標準時刻に基づいています。XMのサーバー時間は夏時間はGMT+3、冬時間はGMT+2に設定されており(拠点であるキプロスの時刻)、日本時間(GMT+9)との差があります。したがってMT4/MT5上の時刻表示を日本時間に換算するには、夏時間は+6時間、冬時間は+7時間を足す必要があります。トレーダー側で特別な操作は不要ですが、MT4/MT5上の日付や時間が切替日に1時間ずれることがありますので、チャートの時間軸などが変化して驚かないようにしましょう。
例えばプラットフォーム上で日付が変わる0:00は、日本時間では夏時間期は朝6:00頃、冬時間期は朝7:00頃となります。日本の感覚で時間表示を見るとズレがありますので、取引時にはプラットフォーム表示時間と日本時間の違いに注意してください。MT4/MT5の気配値表示ウィンドウで銘柄を右クリックし「仕様」を見ると、その銘柄の取引時間(サーバー時間)が確認できます。それを元に日本時間に置き換えて取引スケジュールを立てると良いでしょう。日本時間と表示時間のズレに慣れるまでは、手元で時差早見表を用意したり、取引時間一覧を参照することをおすすめします。
【2025年最新】XMの取引時間一覧|取引商品別
ここからは商品カテゴリー別にXMTradingの主な取引時間をまとめて解説します。FX通貨ペア、株価指数、貴金属、エネルギー、仮想通貨の代表的な銘柄について、夏時間・冬時間それぞれの取引可能時間を日本時間で一覧で示します。海外FX初心者の方でも分かりやすいようシンプルな表にしていますが、実際の取引ではMT4/MT5上で確認できる各銘柄の最新の取引時間を優先してください。
FX通貨ペアの取引時間
取引銘柄 | 夏時間 (3月~10月) | 冬時間 (11月~2月) |
---|---|---|
全通貨ペア (RUBを除く) | 月曜日6:05~土曜日5:50 | 月曜日7:05~土曜日6:50 |
RUBを含む通貨ペア (USDRUB等) | 月曜日15:05~土曜日23:55 | 月曜日16:05~土曜日0:55 |
XMのFX主要通貨ペア(米ドル、ユーロ、円など全通貨ペア)は平日24時間取引可能です。ただし週明けと週末に取引停止時間があり、また毎営業日に約数分のメンテナンスタイムがあります。平日は月曜朝から土曜未明まで連続して取引できますが、毎日サーバー日付が切り替わる前後(日本時間午前6~7時頃)に数分間の取引停止時間があります。この時間帯は各通貨ペアとも新規注文や決済ができなくなり、スプレッド(売買差額)も一時的に拡大しますのでご注意ください。この停止時間はスワップポイントの計上やシステムメンテナンスのために設けられており、長くても数分程度で再開します。またロシアルーブル(RUB)など特殊な通貨ペアは他の通貨ペアより取引できる時間帯が短く制限されていますが、主要通貨ペアを扱う限り、基本的に上記時間帯で取引可能です。
株価指数の取引時間
銘柄 | 時間 |
---|---|
JP225 (日経225) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
UK100 (英国株価指数) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
US100 (ナスダック総合指数) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
US30 (ダウ平均指数) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
US500 (S&P500) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
GER40 (ドイツ株価指数) | 月曜日~木曜日 7:10~翌5:55 金曜日 7:10~翌4:55 ※08:55~09:20はメンテナンス |
AUS200 (オーストラリア株価指数) | 月曜日~木曜日 8:55~15:25 &16:15~翌5:55 金曜日 翌5:45閉場 ※15:25~16:15はメンテナンス |
ChinaH (中国香港H株) | 月曜~金曜 10:20~12:55 &14:05~17:25 &18:20~翌 3:55 ※12:55~14:05、17:25~18:20はメンテナンス |
EU50 (欧州株価指数) | 15:05~翌4:55 |
FRA40 (フランス株価指数) | 15:05~翌4:55 |
HK50 (香港ハンセン指数) | 月曜~金曜 10:20~12:55 &14:05~17:25 &18:20~翌 3:55 ※12:55~14:05、17:25~18:20はメンテナンス |
IT40 (イタリア株価指数) | 16:05~翌0:35 |
NETH25 (オランダAEX25) | 15:05~翌4:55 |
SPAIN35 (スペイン株価指数) | 16:05~翌2:55 |
SWI20 (スイス株価指数) | 15:05~翌4:55 |
※上記は主要指数の一例であり、実際は指数ごとに細かな中断時間や開始時刻の差異があります。金曜の終値は週末前の清算のため他曜日より早まる傾向があります。
株価指数(株式指数)とは日経平均やNYダウ、ナスダックなど各国の株価指数を原資産とするCFD銘柄です。XMの株価指数CFDは銘柄ごとに細かな取引時間が設定されていますが、主要指数については平日ほぼ24時間取引可能(短い休止時間あり)です。米国系の株価指数や日本の日経225はほぼ途切れなく取引できますが、ヨーロッパ系の指数は現地取引所の昼休みや早朝に休止時間が設けられています。株価指数CFDは銘柄ごとに取引時間帯が異なるため、公式サイトの一覧表やMT4/MT5の仕様画面で事前に確認しておきましょう。
貴金属(ゴールドなど)の取引時間
銘柄 | 時間 |
---|---|
GOLD(ゴールド) SILVER(シルバー) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:50 |
PALL(パラジウム) PLAT(プラチナ) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
貴金属とは金(GOLD)や銀(SILVER)などの現物・先物CFDを指します。貴金属CFDは平日ほぼ24時間取引できますが、毎日1時間程度の取引休止時間があります。
例えば金の場合、夏時間は5:55~7:05、冬時間は6:55~8:05が休止となります。これは貴金属市場(主にNY商品取引所など)の清算時間に合わせたもので、毎日短い休み時間を挟みつつも広い時間帯で取引できるようになっています。金曜は週末休場前の調整で他の日より少し早めにクローズする点も覚えておきましょう。
エネルギーの取引時間
銘柄 | 時間 |
---|---|
OIL (WTI原油) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
OILMn (WTI原油ミニ) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
NGAS (天然ガス) | 月曜日~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌5:10 |
GSOIL (ロンドン軽油) | 月曜日~木曜日 9:05~翌6:55 金曜日 9:05~翌5:10 |
BRENT (BRENT原油) | 月曜日~木曜日 9:05~翌6:55 金曜日 9:05~翌5:10 |
エネルギー商品には原油や天然ガスなどのCFDがあります。エネルギーも銘柄によって多少異なりますが、原油・ガスは概ねほぼ一日中取引可能で短時間の休止を挟むスケジュールです。なお、取引時間中でも原油在庫統計の発表前後などは価格変動が大きくなる場合があります。エネルギー市場特有の休場日(例:米国の祝日による取引所休場)がある場合は、その時間帯はXMでも取引不可となりますので気を付けてください。
コモディティCFDの取引時間
銘柄 | 時間 |
---|---|
WHEAT(小麦) | 月~金曜日 9:05~21:40 22:35~翌3:10 ※21:40~22:35はメンテナンス |
SUGAR(砂糖) | 月~金曜日 16:35~翌1:55 |
SBEAN(大豆) | 月~金曜日 9:05~21:40 22:35~翌3:10 ※21:40~22:35はメンテナンス |
COTTO(コットン) | 月~金曜日 10:05~翌3:15 |
CORN(コーン) | 月~金曜日 9:05~21:40 22:35~翌3:10 ※21:40~22:35はメンテナンス |
COFFE(コーヒー) | 月~金曜日 18:20~翌3:25 |
COCOA(ココア) | 月~金曜日 17:50~翌2:25 |
HGCOP(HG銅) | 月~木曜日 7:05~翌5:55 金曜日 7:05~翌 5:10 |
XMのコモディティCFD(原油や金、農産物などの商品先物)は、銘柄ごとに取引時間が異なります。エネルギー系は平日ほぼ24時間取引可能で、農産物系は夜〜深夜が中心。夏時間・冬時間の切り替えで時間が1時間ほどずれるので注意が必要です。
仮想通貨の取引時間
取引銘柄 | 取引時間 |
---|---|
仮想通貨の銘柄 | 24時間 ※土曜16:05~16:35はメンテナンス |
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの暗号資産(仮想通貨)CFDは年中無休で取引可能なのが特徴です。他のFXやCFD商品と異なり、土日を含めた週7日24時間マーケットが開いています。そのためXMでも仮想通貨銘柄については基本的にいつでも取引できます。ただし、厳密にはXM側のシステムメンテナンスや流動性プロバイダーの休止によって短時間取引できない場合が稀にあります。例えばサーバーメンテナンスが行われる時間帯や、流動性の低下する週末早朝などに一時的に注文が通らないことがあるため、実際の可用性はMT4/MT5でその都度確認してください。とはいえ通常時は平日も週末も取引可能で、年末年始やクリスマスなども仮想通貨だけは市場が開いているケースが多いです。
XMの休日の取引時間について|年末年始・クリスマス・祝日
外国為替や国際商品市場では、土日や世界的な祝日にマーケットが休場となります。XMでもこれに準じて取引停止となる日があります。このセクションでは、週末(土日)や年末年始・世界的祝祭日のスケジュールについて説明します。
土日は取引できない
XMに限らずFX市場は基本的に土日は休場です。したがって毎週土曜日の早朝(日本時間で土曜朝6~7時頃)から月曜日の早朝までは全ての通貨ペアやCFD銘柄で取引ができません。XMでは土曜早朝5:50(夏時間)/6:50(冬時間)にクローズし、次は月曜朝6:05/7:05にオープンというスケジュールになっています。
週末クローズ中はポジションの決済や新規注文は一切できず、マーケット再開まで保有ポジションを動かせません。そのため、金曜クローズ直前にポジションを持ち越すと週明けまで為替変動リスク(ギャップリスク)を抱えることになります。週明けに価格が飛んで始まる「窓開け」が起こる可能性もあるので注意が必要です。仮想通貨については週末も市場が動いていますが、XMの仮想通貨CFDは他銘柄同様に土曜朝~月曜朝は原則休場扱いとなるケースが多いです。稀に取引可能な時間帯もありますが基本的にはメンテ中と考えたほうが良いでしょう。
年末年始・クリスマスの取引スケジュール
年末年始(クリスマス・元日)は世界中の主要市場が休みになるため、XMの取引スケジュールにも特別な変更があります。一般的に毎年12月25日(クリスマス)と1月1日(元日)は全ての金融商品の取引が終日停止となります(※仮想通貨CFDのみ例外的に取引可能な場合があり)。また、クリスマスイブや大晦日も通常より早い時間に市場がクローズすることが多く、12月24日や12月31日は主要な銘柄で取引時間短縮(早期終了)が実施されます。具体的な年末年始のスケジュールは毎年XM公式から通知されますので、12月に入ったら公式サイトのお知らせを必ず確認しましょう。
2025年~2026年のクリスマス・年末年始の取引時間予想
日付 | 取引時間 |
---|---|
12/23(火) | 通常取引可能 |
12/24(水) | 通常取引可能 |
12/25(木) | 休場 |
12/26(金) | 休場 |
12/27(土) | 休場 |
12/28(日) | 休場 |
12/29(月) | 通常取引可能 |
12/30(火) | 通常取引可能 |
12/31(水) | 休場 |
1/1(木) | 休場 |
1/2(金) | 通常取引可能 |
1/3(土) | 休場 |
1/4(日) | 休場 |
世界的な祝祭日の取引スケジュールの一覧表
世界的な祝日についても、それに対応する国の市場が休場となればXMで提供される関連銘柄の取引が停止・短縮されます。このような日は流動性が極端に低下しスプレッドが拡大しやすくなるため、取引できたとしても注意が必要です。XMでは事前に公式サイト上で各祝日の取引時間変更スケジュールを発表してくれるので、取引予定の銘柄に関係する祝日情報はチェックするようにしてください。
日程 | 祝祭日 | 対象地域 |
---|---|---|
1月1日(日) | 元日 | 全地域 |
1月2日(月) | 元日 | 全地域 |
1月3日(火) | 市場の休休業日 | 日本 |
1月9日(月) | 成人の日 | 日本 |
1月16日(月) | キング牧師誕生日 | アメリカ |
1月23日(月) | 春節(旧正月) | シンガポール |
1月23日(月) | 春節(旧正月) | 中国 |
1月23日(月) | 春節(旧正月) | 香港 |
1月24日(火) | 春節(旧正月) | シンガポール |
1月24日(火) | 春節(旧正月) | 中国 |
1月24日(火) | 春節(旧正月) | 香港 |
1月25日(水) | 春節(旧正月) | 中国 |
1月25日(水) | 春節(旧正月) | 香港 |
1月26日(木) | 春節(旧正月) | 中国 |
1月26日(木) | 建国記念日 | オーストラリア |
日本独自の祝日は関係なし
日本独自の祝日は海外市場には影響がないため、XMの取引時間も通常どおりです。日本が休みでもロンドンやNYが開いていれば通常通り取引できます。ただし、まれに日本の祝日が世界的な休日(例えば5月1日=メイデー)と重なる場合は、その日の取引に影響が出ることもあります。総じて、日本のカレンダーよりも海外市場のカレンダーを意識して取引時間を把握することが重要と言えるでしょう。
XMでおすすめな取引時間と避けるべき時間帯も解説
最後に、海外FX初心者向けにXMで取引するのに適した時間帯と注意したい時間帯について解説します。取引時間内であっても、マーケットの流動性や価格変動の特性は時間帯によって変わります。効率よくトレードするために、狙い目の時間帯と避けた方が良い時間帯を把握しておきましょう。
取引におすすめの時間帯
市場 | 開場時間 |
---|---|
オセアニア | 6:00~8:00 |
アジア (東京) | 9:00~15:00 |
ヨーロッパ | 15:00~24;00 |
ニューヨーク | 20:00~翌6:00 |
結論から言うと、もっとも取引しやすい時間帯は日本時間で夜21時以降(午後9時~深夜にかけて)です。この時間帯は欧州市場と米国市場が重なり合うため参加者が非常に多く、主要通貨ペアではスプレッド(手数料相当)が安定して狭い傾向にあります。具体的にはロンドン市場が夕方に開き、ニューヨーク市場が日本時間22~23時頃に開くため、日本の21時~翌1時前後は二大市場が同時に稼働して取引高が最大となります。値動きも活発で方向感が出やすいため、この時間帯は狙い目と言えるでしょう。
また、日本時間の早朝から午前中(ロンドン市場開始前)よりも、欧米市場が開いている夜間の方が相対的に値動きが大きく利益チャンスが多い傾向があります。特に仕事帰りの個人トレーダーが参入しやすい日本の夜10時前後からは値動きが本格化しやすいです。例えば米国指標発表も日本時間深夜0時~3時頃に集中しますので、その前後はチャンスが多くなります。ThreeTraderやXMに限らず、FXはロンドン・NY市場の重なる時間帯(俗に言うゴールデンタイム)が稼ぎ時ですので、初心者の方もまずはこの時間帯を中心にトレードしてみると良いでしょう。
主要各国で発表される経済指標について調べる価値があります。これらはFX取引において最も活発な動きと一致しているからです。そのような激しい動きは、通貨価格における大きなチャンスを意味し、それは時としてオーダーが予想した価格と異なって執行されることがあります。
引用元:XMTrading公式サイト
XMで取引に向かない注意すべき・避けるべき時間帯
いつ | 日本時間 |
---|---|
ニューヨーク市場クローズ前後の時間帯 | 夏時間:6時~7時頃 冬時間:7時~8時頃 |
週明け直後 | 月曜6時~7時台 |
週末直前 | 金曜深夜の取引終了間際 |
重要経済指標の発表前後 | 指標発表時刻 (例:米雇用統計、FOMCなど) |
反対に、早朝・週明け直後・週末間際・ビッグイベント時は取引を控えた方が良いです。
ニューヨーク市場クローズ前後の時間帯は市場参加者が減り、流動性が極端に低下してスプレッドが急拡大したり価格が飛びやすくなったりします。また、週明け直後と週末直前も、休み明けでまだ市場が本格稼働しておらずスプレッドが広め・金曜深夜の取引終了間際も参加者が減っていき、週末持ち越しを嫌がる動きで相場が不規則になりがちです。同様に、重要経済指標の発表前後も数秒で相場が大きく動きスプレッドも拡大します。XMの場合約定力は高いですが、それでも急変動には滑り(スリッページ)のリスクがあります。慣れないうちは上記時間帯の取引をスキップし、安定した相場の時にエントリーする方が安全でしょう。
XMのサポート運営時間と入出金の反映時間
海外業者を利用する際に気になるのがサポート体制ですが、XMはサポート対応も非常に手厚く、基本的に24時間対応です。ここではXMのカスタマーサポートの営業時間と、入出金手続きの受付時間について説明します。
XMサポート営業時間|24時間OK
XMの公式サポートデスクは平日(月~金)24時間体制で稼働しており、日本語によるサポートも用意されています。手段はライブチャット、Eメール、電話などがありますが、もっとも手軽なライブチャットも平日24時間利用できます(※言語や担当部署によって一部制限時間あり)。
ただし、土日や日本の祝日に送った問い合わせは基本的に翌営業日の対応となります。マーケットがクローズしている時間帯は完全な24時間体制ではないため、注意しましょう。例えば金曜深夜以降にメールを送った場合、回答は月曜になるケースがあります。とはいえXMは回答の早さにも定評があり、平日であれば通常24時間以内に返信してくれます。総合的に見て、海外FX業者の中でもThreeTraderと同様にXMのサポート体制は非常に充実しており、困ったときでも安心です。
入金・出金の営業時間|24時間受付も反映時間は異なる
XMへの入金・出金リクエスト自体は24時間いつでも受け付けられています。マイページ(会員ページ)からの入出金手続きフォームは深夜でも週末でも利用可能です。ただし、実際に口座残高へ反映されるタイミングや資金の着金タイミングは、利用する入出金方法や銀行営業日に左右されます。とはいえXMは他社に比べても入出金処理が迅速であり、多くの場合スムーズに反映されるため過度に心配する必要はありません。入金反映が遅いと感じた場合も、サポートに問い合わせれば状況を確認してもらえます。
入金方法 | 取引口座への反映時間 |
---|---|
銀行振込 | 30分~1時間以内 |
ネットバンキング | 即時反映 |
クレジットカード(VISA/JCB) | 即時反映 |
bitwallet | 即時反映 |
STICPAY | 即時反映 |
BXONE | 即時反映 |
仮想通貨 | 即時反映 |
ApplePay | 即時反映 |
XMの取引時間でよくある質問

【まとめ】XMの取引時間は確認が大切
以上、XMの取引時間に関するルールや各種スケジュールについて詳しく解説しました。基本的に月曜早朝〜土曜早朝までの平日ほぼ24時間ですが、夏時間と冬時間で1時間のズレがあります。また、FX通貨ペアはほぼ終日取引できますが、株価指数や金・原油などのCFDは銘柄ごとに取引時間が異なります。取引時間のズレや停止時間を避けるには、MT4/MT5で最新時間を確認するのが安心です。季節による時間変更や銘柄別の違いを踏まえ、安全かつ有利な時間帯でXMの取引を活用してください。