XMの口座開設時に選択する組織名は「Tradexfin Limited-規制機関FSA SD010」と「Fintrade Limited-規制機関FSC GB20025835」の2種類ありますが、どちらを選んでも取引に影響は全くありません。取引を規制する機関が違うだけであり、安全性や取引環境、口座スペックに違いはないからです。迷う方は、最初に表示されている「Tradexfin Limited-規制機関FSA SD010」のまま手続きを進めてOKです。
本記事では、XMの日本人向けサービスの運営会社「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」の違いや、規制機関のセーシェル(FSA)とモーリシャス(FSC)のライセンスに関して解説しています。また、XMの口座開設で組織名を選択したあとの流れの手順も画像付きで分かりやすく解説しています。
XMの口座開設時の組織名(=口座ブランド)は2種類ある

XMの新規口座開設では、「お客様の口座はこちらのブランドにて開設されます」と組織名が表示されます。ブランドとは、日本人向けに海外FXのサービスを提供している運営会社のことを指し、セーシェル共和国の金融ライセンスを保有している「Tradexfin Limited」かモーリシャスの金融ライセンスを保有している「Fintrade Limited」の2種類どちらか選択します。
どちらを選択しても取引環境に違いはないので、最初に表示されている「Tradexfin Limited-規制機関はFSA SD010」のままで問題ありません。
「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」の違い
XMの日本人向けサービスの運営会社は「Tradexfin Limited」と「Fintrade Limited」の2つの運営会社によって提供されています。口座開設時に組織名を選択しますが、どちらを選んでも問題ありません。規制する機関が違う(Tradexfin LimitedはFSA、Fintrade LimitedはFSC)だけで安全性や取引環境、口座スペックに違いはないです。安全性・信頼度という点ではFSC(モーリシャス)のほうがやや優位と評価されがちですが、どちらを選んでも一定の規制枠組みがあるため安心材料にはなっています。
規制機関 | FSA(セーシェル) | FSC(モーリシャス) |
---|---|---|
設立年 | 2013年 | 2001年 |
監督対象 | 非銀行金融(FX・証券・保険等) | 非銀行金融(FX・証券・保険・年金等) |
主な役割/権限 | ライセンス付与/取消、違反取締、AML/CFT監視 | ライセンス発行/取締、市場監視、金融犯罪対策 |
規制の厳格さ | 中程度(オフショア寄り) | 中〜高程度(国際基準に比較的準拠) |
FX業者向けの最低資本要件 | 約10万米ドル | 約3.3万米ドル |
投資家保護制度 | 補償基金なし(分別管理のみ) | 補償基金なし(法定の補償制度なし) |
過去の問題事例 | 問題事例あり。 オフショア拠点ゆえに一部業者の不正が指摘された例があります | 大きな問題は少ない(早期是正) |
国際協力 | IOSCO・IAISへの参加拡大中 | IOSCO/IAIS正式メンバー、欧州等とMoU多数 |
ライセンス取得難易度 | かつては比較的容易→近年やや規制強化 | 審査しっかり、取得には3〜5か月程 |
主な特徴 | オフショア拠点。規制は主要国より緩やか | 国際標準に近く、アフリカの金融ハブ。信用度はセーシェルより高め |
XM口座開設の組織名「Tradexfin Limited-規制機関FSA SD010」とは
「Tradexfin Limited」とは、日本人向けに海外FXのサービスを提供している運営会社の一つであり、セーシェ共和国の金融ライセンス(FSA)を保有していています。XMの口座開設時の組織名の選択では、「Tradexfin Limited(会社名)-規制機関FSA(ライセンス) SD010(ライセンス番号)」が表示れています。デフォルトで表示されているため、多くの日本人が「Tradexfin Limited」のまま口座開設手続きしています。
XM口座開設の組織名「Fintrade Limited-規制機関FSC GB20025835」とは
「Fintrade Limite」もTradexfin Limitedと同じく、日本人向けに海外FXのサービスを提供している運営会社の一つであり、モーリシャスの金融ライセンス(FSC)を保有していています。XMの口座開設時の組織名の選択では、「Fintrade Limited(会社名-規制機関FSC(ライセンス) GB20025835(ライセンス番号)」が表示れています。
XMの組織名はFSA・FSCどっちを選んでもOK!XMグループ全体の信頼性は高い
XMで口座開設時、Tradexfin Limitedのセーシェル金融サービス庁(FSA)とFintrade Limiteのモーリシャス金融サービス庁(FSA)のどちらを選択してもトレーダーとしての利便性や基本的な安全性において問題ありません。実際に両方のライセンス下で提供されるサービス(取引プラットフォームMT4/MT5、取扱商品、日本語サポート、入出金方法、高いレバレッジ、ボーナスなど)は、ほぼ共通しているため、トレーダーが日常的に利用する機能面で大きな差を感じることはないです。
XMは世界的に展開する大手ブローカーであり、長年の運営実績があります。XMグループ全体としても、信頼の基盤となるブランドイメージや、質の高いサービス水準を維持・向上させることに常に注力しています。XMの口座開設時に組織名で選択を迷った場合は、FSAやFSAどちらを選んでも信頼性が高く良質なサービスを受けられます。
XMグループ全体の保有ライセンスはこちら
- キプロス証券取引委員会 (Cyprus Securities and Exchange Commission – CySEC)
- 会社名: Trading Point of Financial Instruments Ltd
- ライセンス番号: 120/10
- 主に欧州連合(EU)居住者向けのサービスを提供。
- オーストラリア証券投資委員会 (Australian Securities and Investments Commission – ASIC)
- 会社名: Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd
- ライセンス番号: 443670
- 主にオーストラリア居住者向けのサービスを提供。
- ベリーズ金融サービス委員会 (Financial Services Commission – FSC)
- 会社名: XM Global Limited
- ライセンス番号: 000261/397
- セーシェルFSAと同様に、主にEUやオーストラリア以外のグローバル顧客向けサービスを提供。
- ドバイ金融サービス機構 (Dubai Financial Services Authority – DFSA)
- 会社名: Trading Point MENA Limited
- ライセンス番号: F003484
- 主に中東・北アフリカ(MENA)地域の一部の顧客向けサービスを提供。
スマホで簡単!XMの口座開設・登録方法【組織名を含む詳しい手順】

XMTradingの口座開設は組織名以外にも迷って時間がかかる項目があります。事前に口座開設の流れと項目を把握しておくとスムーズに手続きできます。
XM口座開設の手順
- XM公式サイトから登録する※ここで組織名の選択する
- 個人情報を入力をする
- 本人確認書類を提出する
- 書類審査後、トレード開始!
XMTrading公式サイトで居住国やメールアドレス、パスワードを設定します。表示言語が日本語になっていることを確認し、居住国「日本」を選択できればOKです。(万一日本が選べない場合は日本向け公式ページに切り替えてください)

記入例
①居住国 | 居住国を選択する (例:Japan) |
②口座のブランド | FSAまたはFSCを選択する (例:FSA) |
③Eメール | メールアドレスを入力する (例:[email protected]) |
④パスワード | パスワードを設定する (例:Yamada1125!) |
口座のブランド(=組織名)はFSAとFSCのどちらを選んでもOKです。なぜなら、取引を規制する機関が違うだけで取引環境や機能に違いはないからです。詳しくはXM口座開設の組織名はどれを選ぶ?もご覧ください。
登録したアドレスにメールが届くので、「Eメールを確認する」をタップしてください。

「Eメールを確認する」をタップすると会員ページに遷移するので「今すぐ認証」をタップし口座を利用できる状態にします。


①②名前 | 名前をローマ字で入力する (例:Taro Yamada) |
③④名前 | 名前をカタカナで入力する (例:タロウ ヤマダ) |
④生年月日 | 生年月日を入力する (例:1990/12/25) |
⑤出生地 | 生まれた場所を選択する (例:Japan) |
⑥電話番号 | 電話番号を入力する (例:08012345678) |

記入例
①居住国 | 居住国を選択する (例:Japan) |
⓶住所 | 住所をローマ字で入力する (例:Aichi-ken,Nagoya-shi Kawase-cho 1-1-1) |
住所は次のステップで提出する本人確認書類(運転免許証やマイナンバー)と同じ住所を入力してください。住所の書き方はXM口座開設の住所の書き方をご覧ください。

記入例
①米国市民 | はいorいいえ |
⓶納税国 | 納税国を選択 (例:Japan) |
⓷納税者識別番号 (マイナンバー) | はいorいいえ (例:マイナンバーを持っている人は「はい」) |
④マイナンバー入力 | マイナンバー番号を入力 (例:1234 5678 1234 5678) |
納税識別番号(TIN)を入力しない場合

納税識別番号(TIN=マイナンバー番号)は入力しなくても取引可能です。なぜなら、マイナンバーはXM側が税務処理を簡単にするために求めているだけで、日本人向け口座ではマイナンバーカード提出が義務化されていません。

記入例
①年間投資予定額 | おおよその投資予定額を選択する (例:20,001-50,000) |
②取引目的 | 取引目的を選択する (例:短期取引) |
③雇用形態 | 雇用形態を選択する (例:被雇用者) |
④業種 | 最も近い業種を選択する (例:広告・マーケティング) |
⑤推定年収 | おおよその年収を入力する (例:20,001-50,000) |
⑥純資産 | おおよその純資産を入力する (例:50,000-100,000) |
年収や資産額、職業はXM側がFX取引を行っても問題ないかを確認するだけで、少ない金額を入力しても口座開設に支障はありません。職業はインサイダー取引防止の観点で金融機関に勤めている人は一定の規制がかかる可能性もあります。

使える本人確認書類はこちら


身分証明書に使える書類
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
※有効期限内であることを確認してください。
住所確認書類に使える書類
※氏名、現住所、過去3か月以内の発行年月日、発行元、書類内容が確認できること
- 住民票(発行後3ヶ月以内)
- 各種公共料金の領収書または請求書
(電気・ガス・水道・携帯電話など、住所氏名が印字されたもの) - クレジットカードや銀行の利用明細書
(住所氏名の記載があるもの) - 健康保険証(住所が記載されている場合)
アップロード完了すると審査が開始されます。早ければ即日、遅くても2~3日で完了し取引できます。

XMの口座開設の組織名に関するよくある質問

XM口座開設の組織名はどちらでもOK!口座開設後の流れも理解しておこう
XMの口座開設で組織名を選びますが、「Tradexfin Limited-規制機関FSA SD010」と「Fintrade Limited-規制機関FSC GB20025835」のどちらを選択しても問題ありません。多くの方は選択肢を変えず「Tradexfin Limited-規制機関FSA SD010」のまま手続きしています。組織名を選択したあとの手順で迷うポイントや、スムーズに手続きしたい方はXMTradingの口座開設方法|画像付きでわかりやすく解説をご覧ください。