XM実効レバレッジ徹底解説！100倍制限や計算方法、変更できない時の対処法まで

FXの実効レバレッジとは、現在保有しているポジションにかかっているレバレッジです。本記事では海外FX最大手のXMTradingを例に、計算方法と目安を解説します。

【実効レバレッジの計算式】
実効レバレッジ＝ロット数×現在の為替レート÷有効証拠金

※有効証拠金は、口座残高に含み益・含み損、ボーナスを合わせた金額です

下記ツールで計算してみよう！実効レバレッジだけでなく、証拠金維持率やロスカットレートなどFXで勝つために必要な情報がひと目でわかるようになっています。

※XMの最大レバレッジは1,000倍で、ゼロ口座のみ500倍です。また、ロスカ水準は20％です。

有効証拠金の表示場所は、スマホとPCで異なります。表示場所が分からない方は、下記を参考にしてください。

有効証拠金10万円でドル円（140円）を1ロット保有している時の実効レバレッジを例に示します。実効レバレッジが高いほどロスカットのリスクが高く、1倍以下ならロスカットは発生しないほど余裕がある状態です。ただし、実効レバレッジが何倍がいいかはトレードスタイルで異なります。

実効レバレッジの目安

トレードスタイル	実効レバレッジの目安
スキャルピング（数分～1時間）	300～500倍
デイトレード（数時間～1日）	100～300倍
スイングトレード（数日～数か月）	10～100倍

例えば、スキャルピングなら損切り幅が小さいので、実効レバレッジは300～500倍と高くても問題ありません。一方、スイングトレードはレバレッジをかけすぎると、すぐにロスカットされるので100倍程度に抑えるのがおすすめ。ただし、実効レバレッジはあくまで目安です。上級者やプロトレーダーは、損失額と損切りラインを決めた上でロット数を逆算して決めています。ロット数ごとに、「損失額が資金の5%までの値幅」と「ロスカットまでの値幅」を一覧表にしました。資金別でまとめたので、資金額と損切りラインからロット数を決める参考に利用してください。

FXの実効レバレッジとは？最大レバレッジとの違い

実効レバレッジとは、「保有ポジションにかかっている実際のレバレッジ」です。一方、最大レバレッジは「資金を最大何倍まで取引できるか」を指します。例えば、XMは最大レバレッジ1000倍なので、資金10万円で1億円分の取引が可能。ただし、1000万円分しか使っていない場合、実効レバレッジは100倍です。つまり、実効レバレッジは実際のレバレッジを示し、最大レバレッジは実効レバレッジの上限を意味します。

レバレッジを活用すると、お客様の口座残高以上のポジションを取引することができます。レバレッジは50:1（50倍）、100:1（100倍）または500:1（500倍）のように比率で表されます。取引口座にUSD 1,000を保有している場合、対円でUSD 500,000規模の取引を行うとすると、500:1のレバレッジを効かせることになります。

引用元：XMTrading公式サイト

XMの実効レバレッジ計算方法と安全な目安｜スキャルピングは300倍～500倍

実効レバレッジの計算式は下記の通りです。

【実効レバレッジの計算式】
実効レバレッジ＝ロット数×現在の為替レート÷有効証拠金

※有効証拠金は、口座残高に含み益・含み損、ボーナスを合わせた金額です

有効証拠金10万円でドル円（140円）を1ロット保有する時の実効レバレッジを例に示します。上記の場合、実効レバレッジは140倍です。数字が大きいほどリスクが高く、ここから含み損になるとさらに実効レバレッジは大きくなります。

実効レバレッジの目安

トレードスタイル	実効レバレッジの目安
スキャルピング（数分～1時間）	300～500倍
デイトレード（数時間～1日）	100～300倍
スイングトレード（数日～数か月）	10～100倍

実効レバレッジの目安はトレードスタイルごとに異なります。例えば、スイングトレードは値幅のブレが大きいので100倍程度、スキャルピングなら損切り幅は小さいので300～500倍を目安としています。ただし、実効レバレッジはあくまで目安です。トレード前に、損失額と損切り幅から逆算してロット数を決めるのがFXで勝つために重要です。

次に、ひと目でわかる一覧表を作ったので、ロット数の目安に使ってください。

XMの実効レバレッジ早見表｜資金別・ロット別シミュレーション

【資金別シミュレーション】

資金別で、ロットごとの実効レバレッジや証拠金維持率、損切り（ロスカット）までの値幅を一覧表にしました。損切り幅から逆算して、自分のロット数が多すぎないか確認しておきましょう。重要なのは実効レバレッジではなく、狙い通りのトレードができているか。実効レバレッジや証拠金維持率を目安に使うのはいいですが、損失額と損切りラインを決めた上でロット数を決めるのがおすすめです。例えば、資金10万円で0.5円の値動きに耐えたいから1ロットにしようという風に決めます。実効レバレッジが高すぎる場合は、追加入金やポジションの一部決済を検討しましょう。

自分で計算したい方は、XMのレバレッジ計算方法と早見表をご覧ください。表作成に使った計算式を詳しく解説しています。

XMの実効レバレッジ計算方法に関するよくある質問

XMのレバレッジ計算方法はありますか？

レバレッジは、下記の計算方法で求められます。

【レバレッジ計算方法】

為替レート×取引通貨数（ロット数）÷必要証拠金＝レバレッジ

どのくらい必要証拠金があるかによって、かけられるレバレッジは異なるのでレバレッジと合わせて必要証拠金も理解することが大切です。

詳しくは、XMのレバレッジの計算方法と上手にかけるコツも解説しているので参考にしてください。

XMのレバレッジ計算ツールはありますか？

XM公式ホームページの証拠金計算機を使用すると、かけたいレバレッジに対して必要証拠金が計算できます。

XMのレバレッジをスマホで確認する方法はありますか？

レバレッジは会員ページから確認できます。

1. XMの会員ページにログインする
2. 保有口座からレバレッジを確認したい口座を選択する
3. 選択した口座のタブを開き、レバレッジを確認する

XMのレバレッジをスマホで変更する方法はありますか？

レバレッジはスマホで簡単に変更できます。

XMのMT4・MT5でレバレッジ変更できますか？

MT4・MT5でレバレッジの変更はできません。XM公式サイトの会員ページから変更しましょう。

XMの最大レバレッジは何倍がおすすめですか？

最大レバレッジでおすすめは1,000倍です。詳しくはXMのレバレッジは1000倍がおすすめ！1000倍を選ぶべき理由をご覧ください。

XMの上手なレバレッジのかけ方はありますか？

上手にレバレッジをかけるコツは、損失額と損切りラインを決めてロット数を決めること。トレードスタイルや取引ごとに最適なレバレッジは異なるので、損失リスクから逆算してロットを決めましょう。

XMでレバレッジが規制・制限されることはありますか？

レバレッジ規制・制限されるケースは5つあります。特に有効証拠金によるレバレッジ制限は注意が必要です。

XMのゼロ（ZERO）口座にレバレッジ制限はありますか？

ゼロ口座は最大500倍の制限があります。（他口座タイプは1,000倍）

XMのレバレッジ制限・規制を解除する方法はありますか？

口座残高によるレバレッジ制限された場合は、口座残高を調整してマイページから変更できます。自分で操作できない場合は、XMサポートに連絡すると制限解除してくれます。

XMのゴールドの最大レバレッジはいくつですか？

ゴールドは最大1,000倍のレバレッジをかけて取引可能です。

XMのトルコリラの最大レバレッジはいくつですか？

USDTRY（米ドルトルコリラ）とEURTRY（ユーロトルコリラ）のレバレッジは、最大100倍です。

XMのダウ（US30）・株式指数（先物）の最大レバレッジはいくつですか？

ダウ（US30）と株式指数（先物）のレバレッジは、最大500倍です。

XMの実効レバレッジ計算方法と目安｜損失額と損切り幅からロット数を逆算しよう！

実効レバレッジとは、ポジションに実際にかかっているレバレッジを指します。最大レバレッジの範囲内で、ロット数により実効レバレッジが決まります。実効レバレッジが大きいとロスカットリスクが高く、1倍以下ならリスクはありません。実効レバレッジの目安は、トレードスタイルで異なります。

【実効レバレッジの計算式】
実効レバレッジ＝ロット数×現在の為替レート÷有効証拠金

実効レバレッジの目安

トレードスタイル	実効レバレッジの目安
スキャルピング（数分～1時間）	300～500倍
デイトレード（数時間～1日）	100～300倍
スイングトレード（数日～数か月）	10～100倍

実効レバレッジは含み損益で変動するため、あくまで目安です。レバレッジや証拠金維持率は大まかな目安に使えますが、損失額と損切りラインから逆算してロットを決めるのがおすすめです。早見表を参考に、取引ごとに合ったロット数でトレードしましょう。例えば、資金100万円で5円以上の値動きに耐えたいから1ロットにしよう！という風に使います。自分の資金額と損失額、損切り幅からロット数を決める参考にしてください。

【資金別シミュレーション】

参考文献

• XMTrading公式：証拠金とレバレッジ
• XMTrading公式：計算ツール