海外FXのpips(ピップス)とは?損益計算・投資効率の算出方法を解説

海外FXで生き残る鍵は「pipsを直感的に読めるか」です。pips はスプレッド、損益計算、リスク管理――すべての指標を一本化する共通言語です。本記事では、 1 pips の価値から日本円ペア/ドル建てペアの計算方法、R/R比とR効率による投資効率診断、通貨ペア別の落とし穴までを一気に解説。pipsを単なる数字ではなく戦略ツールとして活用し、ハイレバ環境でも効率的に利益を積み上げる方法を紹介します。

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執筆:ThreeTrader Official

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海外FXの pips(ピップス)とは?

海外FXで頻繁に使われる「pips(ピップス)」とは、為替レートの値動きを示す共通単位です。通貨ペアごとに異なる価格表記でも、pipsを使えば取引結果やリスクをわかりやすく比較できます。

海外FXの pipsを徹底解説


  • pipsは値動きの単位|スプレッドにも使われる
  • FX取引にpipsが使われる理由
  • 日本円を含む通貨ペアでは1pips=0.01円
  • 日本円を含まない通貨ペアの1pips=0.0001ドル

pipsは値動きを表す最小単位

海外FXのpipsとは?

「pips(ピップス)」とは、“Percentage in Point”の略で、FXにおける値動きを表す共通の単位です。通貨ごとに桁数や表記が異なる為替市場でも、どれだけ動いたかを通貨ペアに関係なく一律に把握できるよう設けられています。たとえば、ドル円が 150.00 → 150.05 に動けば「+5pips」、ユーロドルが 1.1000 → 1.0990 に動けば「−10pips」と表現します。

また、FXでは取引コストとなるスプレッド(売値と買値の差)もpipsで表示され、「ドル円0.9pips」といった形で取引コストを直感的に把握できるのも特徴です。

通貨ペアの種類1pips
日本円を含む通貨ペア
(USD/JPY など)
0.01円(1銭)
日本円を含まない通貨ペア
(EUR/USD など)
0.0001ドル(0.01セント)
具体例:1pips上昇とは

たとえば、USD/JPY(ドル円)なら100.00円→100.01円の変動が1pip上昇、EUR/USD(ユーロドル)なら1.0000ドル→1.0001ドルの変動が1pip上昇という意味​。pipsという共通単位を使うことで、「USD/JPYが〇〇pips動いた」「EUR/USDのスプレッドが〇〇pips」といった形で、異なる通貨ペア間でも統一的に値幅を比較・表現できます。 

A pip is the smallest whole unit price move that an exchange rate can make, based on forex market convention. A pip is one-hundredth of 1% (1/100 × 0.01),

Most currency pairs are priced out to four decimal places, so a single pip is in the fourth decimal place (i.e., 1/10,000th). For example, the smallest whole unit movement up or down that the USD/CAD currency pair can make is $0.0001, or one pip.
翻訳
ピップとは、外国為替市場の慣例に基づき、為替レートが変動する最小単位の価格変動です。1ピップは1%の100分の1(1/100 × 0.01)です。ほとんどの通貨ペアは小数点以下4桁まで価格が示されるため、1ピップは小数点以下4桁(つまり10,000分の1)に相当します。例えば、USD/CAD通貨ペアの最小単位の変動幅は0.0001ドル、つまり1ピップです。

引用:Investopedia

FX取引にpipsが使われる理由

FXでpipsが使われる最大の理由は、通貨ペアが違っても同じモノサシで値動きを比較できる点にあります。たとえば「ユーロドルで+30pips」「ポンド円で−15pips」と、pipsで表せば取引通貨やレートの桁数が違っても、純粋な値幅(どれだけ動いたか)を共通単位で把握できます。また、pipsは損益計算やリスク管理とも相性が良く、ロット数(取引通貨量)を掛けるだけで金額に換算できます。「−20pipsで損切り=約2%の証拠金リスク」の試算も、事前にすばやく行えるのが特徴です。

さらに、pipsはスプレッド(買値と売値の差)や取引コストの比較にも使われます。0.2pipsの狭いスプレッドなのか、1.5pipsの広いスプレッドなのかを見れば、通貨ペアでどれだけコストがかかるかが即座に判断できるため、特にスキャルピングなど短期売買スタイルのトレーダーにとっては欠かせない指標です。

日本円を含む通貨ペア:1pips=0.01円

日本円を含む通貨ペア(USD/JPY、EUR/JPYなど)、クロス円の取引では、1銭(0.01円)=1pipsが基本ルール。つまり、10銭(0.1円)の変動=10pips、1円の変動=100pipsというシンプルな仕組みです。「0.01円=1pips」と覚えておけば、レートの動きがそのまま日本円ベースの損益計算に直結するため、特にハイレバレッジ環境ではスピーディな判断に役立ちます。

価格の変動幅pips換算損益
1銭(0.01円)1pips約1,000円
10銭(0.10円)10pips約1万円
1円(1.00円)100pips約10万円
0.05円の上昇5pips約5,000円
0.03円の下落-3pips約-3,000円
※1ロット=10万通貨の場合
具体例:1pips=0.01円

たとえばドル円が150.00円から150.05円に、0.05円動けば+5pips、149.97円に0.03円下がれば−3pipsと表します。

日本円を含まない通貨ペア:1pips=0.0001ドル

ユーロ/ドル(EUR/USD)やポンド/ドル(GBP/USD)などのドルストレート通貨では、0.0001ドル=1pipsと定義されています。同じ0.0001でも通貨量が10万通貨(1ロット)なら1pips=10ドル、1万通貨なら1ドルに過ぎず、ロット管理次第で資金インパクトは大きく変わる点に注意しましょう。計算の仕組みは円建てと共通なので、ドル建て通貨でも混乱せずに「決済通貨の最小単位が1pips」という原則を覚えておきましょう。

通貨の変動幅pips換算損益
0.0001ドル1pips約10ドル
0.0005ドル5pips約50ドル
0.0010ドル10pips約100ドル
0.0020ドル上昇20pips約200ドル
0.0015ドル下落-15pips約-150ドル
※1ロット=10万通貨の場合
具体例:1pips=0.0001ドル

たとえば、ユーロ/ドル(EUR/USD)が1.1000 → 1.1008に上昇すれば、 +8pipsの値上がりを意味します。逆に1.0985 → 1.0980に下がれば、−5pipsの値下がりと表現します。同じくポンド/ドル(GBP/USD)で 1.2800 → 1.2815に動けば+15pips、1.2780 → 1.2772 に下がれば−8pipsです。

海外FXの1pips動いた時の損益計算|計算ツールと具体例

FX取引では「損益額 = 値動き(pips)× 取引数量」で求められます。通貨ペアによって1pipの大きさは異なりますが、計算式に組み込めばOKです。計算が面倒なときは、XMの主要な通貨ペアの1pipの価値を自動計算してくれる「ピップ値計算機」のツールも活用し、1pipの損益イメージを把握しておくことが大切です。

  • 円を含む通貨ペア
    • 損益額=pips × 取引数量 × 0.01円 
  • 円を含まない通貨ペア
    • 損益額=pips × 取引数量 × 0.0001(通貨)
具体例:損益計算してみよう

たとえばUSD/JPYで20pips獲得・1万通貨の取引なら、20 × 10,000通貨 × 0.01円=2,000円の利益、EUR/USDで20pips・1万通貨なら20 × 10,000通貨 × 0.0001ドル=20ドルの利益となる計算です。後者を円換算したい場合は、その20ドルに当時のドル円レートを掛ければ円建ての損益になります​。

日本円を含む通貨ペアの計算例

XMのpips損益計算

クロス円(日本円を含む通貨ペア)は1pips=0.01円なので、計算式はシンプルに「1pipあたりの損益=変動pips × 1pipsあたりの円価値 × 通貨量」となります。5pips × 0.01円 × 10,000通貨=500円のプラスになり、逆に−3pipsで決済すれば−300円の損失です。計算式さえ覚えれば、1pipsでいくら?の疑問にも即答できます。たとえば、100万通貨(10ロット)なら、同じ5pipsでも+5万円の利益に。ドル円(USD/JPY)のように右側が日本円の通貨ペアでは、1pipの価値は取引数量1万通貨ごとに約100円と覚えておくと計算が簡単です。

【例】ドル円のレートが145.00円から145.01円に上昇した(1pip上がった)場合の利益の計算

  • 1万通貨の取引:+100円の利益
    • 0.01円(1pip) × 10,000通貨 = 100円
  • 10万通貨の取引(1ロット):+1,000円の利益​
    • 0.01円(1pip) × 100,000通貨 = 1,000円

日本円を含まない通貨ペアの計算例

XMのpips損益計算

円を含まない通貨ペアでは1pip=0.0001通貨なので、計算式は「損益=pips × 取引数量 × 0.0001(通貨)」となります。EUR/USD(ユーロドル)で取引した場合の損益計算は右側の通貨(USD)の金額で算出されます。ドルが決済通貨となっているペアでは、1pipあたり約10ドルの損益が発生(1ロット10万通貨の場合)する計算です。実際の円建て口座では決済と同時に円転されて口座残高に反映されるため逐一ドル換算する必要はありませんが、感覚的に「このポジション量だと1pipで何円くらい動くのか」を知りたい場合は下記のように換算してみると良いでしょう。

【例】レートが1.1000ドルから1.1001ドルに上昇した(1pip上がった)場合、日本円での利益の計算

  • 10万通貨の取引(1ロット):+10USD(10ドル)の利益
    • 0.0001ドル × 100,000通貨 = 10ドル
    • この10ドル相当額を円換算(ドル円=145円)
    • 10ドル × 145円 = 1,450円の利益

海外FXのpipsを使った投資効率の算出方法

海外FXの投資効率は「どれだけリスクを取って、どれだけリターンを得たか」を数値化した指標で、レバレッジが高い海外FXでは特に重要です。R/R比(平均利益pips ÷ 平均損失pips)とR効率(総獲得pips ÷ 総損失pips)の2つを使うと、平均で何pips取って何pips失ったかが即座に分かり、リスクとリターンのバランスを客観的に把握できます。たとえば、平均利確20pips・平均損切り10pipsならR/R比は2で、勝率50%でも長期的にプラスになりやすいです。一方、総獲得600pips・総損失400pipsならR効率は1.5となり、資金全体が増加傾向にあることを示します。二つの指標が1を超えている限り、極端なレバレッジを使わなくても資金は長期的に増やせる状態と言えます。

計算は取引ごとのpipsをExcelやGoogleスプレッドシートに入力し、ピボットテーブル(大量のデータを一瞬で表にまとめる機能)で平均や合計を自動集計するだけ。面倒なら無料アプリ『FX Trade Tool』を使えば証拠金比の収益率やR/R比を簡単に計算できます。例えば、ドル円1ロット(10万通貨)をレバレッジ500倍で建てる場合、必要証拠金は約3万円。10pipsの利益で1万円(証拠金比33%)のリターンが得られますが、損失も同様に大きくなるため、pipsだけでなく証拠金比でリスク管理することが重要です。R/R比とR効率を使えば、取引の質と資金効率を見える化でき、ハイレバ海外FXでも無駄な損失を抑えながら安定的に利益を積み上げられます。

R/R(リスクリワード)比

  • 計算式:平均利益pips ÷ 平均損失pips
  • 判断ライン:1より大 → 優位性あり
  • 具体例:20 ÷ 10 = 2
  • 解釈:勝率50%でも長期でプラスになりやすい

R効率(1リスク当たりの平均獲得pips)

  • 計算式:総獲得pips ÷ 総損失pips
  • 判断ライン:1より大 → 資金増加傾向
  • 具体例:600 ÷ 400 = 1.5
  • 解釈:全体として1リスクで1.5リターン
ピボットテーブルの作り方【Excel編】

ピボットテーブルの作り方【Excel編】

  1. データ準備
    • 取引ごとに「取引ID」「利益pips」「損失pips」などのデータを表形式で用意する
    • pipsは利益ならプラス、損失ならマイナスで入力する
  2. ピボットテーブル作成
    • データ内の任意セルを選択
    • メニューの「挿入」タブ → 「ピボットテーブル」をクリックする
    •  「新規ワークシート」または「既存ワークシート」を選び「OK」クリックする
  3. ピボットテーブル設定
    • 右の「ピボットテーブルフィールド」から「pips」列を「値」エリアにドラッグする
    • 「pips」の集計方法を「合計」から「平均」に変更(値エリアの▼ → 「値フィールドの設定」 → 「平均」)
    • 必要に応じて「利益/損失区別」などを「フィルター」や「行」エリアに追加し絞り込む
  4. 結果確認
    • 平均利益pips・平均損失pips・総利益pips・総損失pipsを自動算出する
    • 数値を元にR/R比やR効率を計算
ポイント
  • データは必ず列見出し付きの表形式で用意する。
  • pipsは利益が正数、損失が負数で入力すると計算しやすい。
  • ピボットテーブルは設定変更が自由なので、触って慣れることが上達のコツ。
ピボットテーブルの作り方【Googleスプレッドシート】

ピボットテーブルの作り方【Googleスプレッドシート編】

  1. データ準備
    • 取引ごとに「取引ID」「利益pips」「損失pips」などのデータを表形式で用意する
    • pipsは利益ならプラス、損失ならマイナスで入力する
  2. ピボットテーブル挿入
    • メニュー「データ」→「ピボットテーブル」を選択する
    • 新しいシートか既存シートを選び「作成」する
  3. ピボットテーブル編集
    • 右の編集パネルで「行」に集計項目(例:利益/損失区別)を追加する
    • 「値」にpips列を追加し集計方法を「合計」または「平均」に設定
    • フィルターで利益のみ・損失のみ抽出も可能
  4. 結果確認・活用
    • 平均・合計値を確認し投資効率を分析する
ポイント
  • データは必ず列見出し付きの表形式で用意する。
  • pipsは利益が正数、損失が負数で入力すると計算しやすい。
  • ピボットテーブルは設定変更が自由なので、触って慣れることが上達のコツ。

海外FXでpipsを活用する時の注意点

海外FXでpipsを使って損益や取引戦略を考える際は、重要な注意点があります。特に損切りの基準をpipsだけで決めるのは危険で、通貨ペアごとのボラティリティやpipsの金額的価値も正しく理解しておく必要があります。

損切りの目安にpipsは使うのはリスクがある

「20pipsで損切り」といった固定幅ルールは一見シンプルで扱いやすいですが、実際には非常に危険な落とし穴を含んでいます。理由は、通貨ペアごとのボラティリティ(値動きの大きさ)や、自分の証拠金残高・レバレッジ状況を無視しているためです。たとえば、ドル円での20pipsは約0.13%の変動幅にすぎませんが、ポンド円のように大きく値動きする通貨では、同じ20pipsでも損切りに引っかかってしまう可能性が高くなります。さらに海外FXではレバレッジが高く、ロット数が大きいと、たった20pipsの損でも口座資金の10%以上が一瞬で消えるケースも珍しくありません。

リスクを避けるために有効なのが、「%ベースの資金管理」です。たとえば、1回の損失は証拠金の2%までとルールを決め、2%から逆算して適切な損切り幅(pips)とロット数を設定します。この方法なら、どの通貨ペアでもボラティリティに応じて調整ができ、無謀なリスクを回避できます。MT4/5のポジション計算ツールや『PositionSize Calculator』アプリを使えば、証拠金・通貨ペア・許容損失%を入力するだけで最適ロットと損切りpipsを自動的に弾き出せるので、固定pips損切りより遥かに安全に運用できます。

具体例:%ベースの資金管理

たとえば、証拠金10万円で「1回の損失は2%まで」と決めた場合、1回の許容損失は2,000円です。ドル円で1万通貨を取引するなら、1pips=100円なので → 2,000円 ÷ 100円 = 最大20pipsまで損切りOKという計算になります。一方、ポンドドルで取引する場合、1pips=0.0001ドル→ 1万通貨の1pipsの損失は1ドル(150円)→ 2,000円 ÷ 150円 = 最大13pipsが損切りの上限です。

通貨ペアごとのpipsの価値を理解する

pips(ピップス)の金額は、「1pipsあたりの値幅 × ロット数」で決まりますが、値幅は通貨ペアごとに異なる点に注意が必要です。たとえば、クロス円では1pips=0.01円、ユーロ/ドルなら1pips=0.0001ドルです。つまり、同じ10pipsでも損益に与える影響は通貨ペアごとに大きく異なります。特にポンド/ドルは値動きが激しく、しかもドル建てなので、円換算すると予想より利益が大きかったり、逆に損失がかさんだりすることもあります。

誤算を防ぐには、取引前に計算アプリで円換算するか、「ドル建て損益 ÷ ドル円レート」でざっくり換算する習慣をつけましょう。ロットミスによる大損リスクを減らせます。海外FXで勝ち続ける鍵は、「pips=値幅」を数字で実感できるかどうか。クロス円は1pips=0.01円、ドルストレートは0.0001ドルという基本を押さえるだけで、スプレッドの比較も損益計算も素早く正確にこなせるようになります。さらにR/R比(リスクリワード)や証拠金比リターンまで意識できれば、「なんとなくエントリーして、なんとなく利確・損切り」する曖昧なトレードから卒業できます。

具体例】pipsの価値

現在のドル円レートを150円と仮定し、1万通貨(1ロット)で取引した場合の具体的な損益を比較します。下記の例からわかるように、同じ10pipsの変動でも、ドル円では1,000円の利益、ユーロドルでは1,500円の利益となり、金額が異なります。特に、ポンドドル(GBP/USD)のように値動きが大きい通貨ペアでは、この差がさらに大きくなることも。取引前に円換算を習慣づけることで、ロット数や損益の計算ミスを防ぎ、より計画的な取引ができます。

①ドル円(USD/JPY)の場合

  • 1pipsの価値: 0.01円
  • 10pipsの利益: 0.01円×10pips=0.1円
  • 1万通貨の取引: 0.1円×10,000通貨=1,000円

ドル円で10pipsの利益が出た場合、1,000円の利益となります。

②ユーロドル(EUR/USD)の場合

  • 1pipsの価値: 0.0001ドル
  • 10pipsの利益: 0.0001ドル×10pips=0.001ドル
  • 1万通貨の取引: 0.001ドル×10,000通貨=10ドル
  • 円換算後の利益: 10ドル×150円/ドル=1,500円

ユーロドルで10pipsの利益が出た場合、損益はまずドルで計算。10ドルを円に換算するには、現在のドル円レート(150円)をかける必要があります。

海外FXのpips(ピップス)に関するよくある質問

海外FXのpipsとは何の略ですか?

“Percentage in Point”(パーセンテージ・イン・ポイント)の略語で、為替レートの最小変動幅を示す国際共通単位です。株の「円」、原油の「ドル/バレル」に相当するFX専用の物差しと言えます。

海外FXの1万通貨で1pips動くといくら損益?

ドル円なら約100円、ユーロドルなら約1ドルが目安です。クロス円は1pips=0.01円、ドルストレートは0.0001ドルで計算すると覚えておくと即座に換算できます。

海外FXのポンドドルのpips計算が難しいのですが簡単な方法はありますか?

ポンドドル(GBP/USD)のpips計算は、0.0001ドル=1pipsのため、損益は動いたpips数にロット数と1pipsあたりのドル価値を掛け算して求めます。具体的には、1ロット(10万通貨)なら1pipsあたり約10ドルの損益になるので、例えば15pips動いた場合は「15 × 10ドル × ロット数」で計算できます。

海外FXの無料で使えるpips計算アプリはありますか?

iOSならPipsCalc、AndroidならFX Trade Toolが定番です。いずれもロット計算・証拠金計算・R/R比算出までワンストップで行えます。

海外FXのpips幅で損切りラインを決めても良いですか?

値幅だけでなく証拠金と通貨ペアのボラティリティを加味しないと、同じ−20pipsでも資金の10%を失うケースがあります。損失許容率(例:口座残高の2%)から逆算する方法が安全です。

海外FXのpipsはFX業者によって定義が違いますか?

基本的にpips(ピップス)の定義はFX業者によって変わりません。ただし、通常はpips単位ですが、業者によってはpipette(0.1pips)で表示する場合もあります。

海外FXと国内FX、pips換算でどちらがコスト有利?

国内FXは、ドル円のスプレッドが0.2pips固定と安定しており、取引コストが読みやすいのがメリットです。一方、海外FXはスプレッドが変動制ですが、ECN口座を使えば実質0.0〜0.2pips+手数料で、国内とほぼ同じ水準に抑えられます。さらに、入金ボーナスや最大レバレッジを含めて考えると、どちらが有利かは取引スタイルや条件によって異なります。

【まとめ】海外FXのpips理解で勝率アップ!安全で効率的なトレードをしよう

海外FXで使われる「pips(ピップス)」は、為替の値動きを示す共通の単位であり、通貨ペアの違いを超えて損益やリスクを一律に比較できる重要な指標です。日本円を含む通貨ペアでは1pipsが0.01円、円を含まない通貨ペアでは0.0001通貨単位に相当します。損益は「pips × 取引数量 × 1pipsあたりの通貨価値」で計算され、計算ツールやピボットテーブル機能を使うと効率的に管理が可能です。

また、投資効率を測るために「R/R比(平均利益pips÷平均損失pips)」と「R効率(総獲得pips÷総損失pips)」という2つの指標を用います。両者が1以上であれば、理論上は資金が増加しやすい状態を示し、長期的なトレードの成功に役立ちます。ただし、固定pipsの損切りはリスクが高いため、証拠金の割合で損失許容範囲を決め、適切なロット数と損切り幅を設定しましょう。投資効率の指標を活用すれば、長期的な資金増加を目指せます。pipsを単なる数字としてではなく、戦略や資金管理の羅針盤として活用することで、ハイレバレッジの海外FXでも無理なく利益を積み重ねることが可能になります。

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